SPUR | 日本発信のファッショントレンド情報サイト それは衝撃の搭乗拒否から始まった! 波瀾万丈マジ時短! バンクーバーひとりっぷへGO!
【ご注意! カナダ旅には重大な落とし穴があります!!】
みなさん、こんにちは。今回、ひとりっPが目指したのは → → → 太平洋を飛び越えて、カナダ、バンクーバーです! 「え? 弾丸で行けるの!?」と思ったそこのアナタ! 行けるんですよ〜! 羽田空港を夜9時台に出る直行便に乗れば、わりと無駄なく弾丸旅が可能なんです。最低現地2泊(現地2泊&機中1泊=計3連休でOK)の日程で正規割引チケットが発券可能ですが、それだと帰国便のスケジュールと時差の関係で現地滞在時間が結構タイト。ひとりっPは、9月の3連休に1日有休をくっつけて4連休で行くことにしました。「わーい!2年ぶりのバンクーバーだ〜〜!!(※ちなみに2回目)」と金曜夜、仕事を終え、いつものように羽田空港へ向かったひとりっP。が、そこに待ち受けていたのは!!
なんと、衝撃の「搭乗拒否」!! だったんです!!
どういうことかというと。じつは予兆は前日夜にウェブチェックインをしようとしたときにありました。「あれ?チェックインできない??」。スマホの画面には「書類不備」との表示が。「えーー?? なんの書類よ!??」と検索するも、そこでヒットしたのは「税関書類が電子化された」という記事。あら、そーなんだ、と思いつつ、とりあえず税関電子申請の手続きは取りました(※この税関電子申請は結局不要のようです)。が、相変わらずウェブチェックインはできず。「ま、チェックインカウンターで聞けばわかるし」と、ここで追及の手を止めたのが間違いでした、、、!!! 当日、出発2時間前にカウンターへたどり着いたひとりっPを待ち受けていたのは、なあんと!!
「お客さま、電子渡航認証の手続きはされましたか?」「・・・え!? えええーーーっ!!??」
カナダったら、いつの間にかアメリカのESTAのような事前の電子渡航認証システム(eTA、イータというそうです)を導入していたんですね!! って、聞いてないーー!! いつから!? 2年前はなかったのに!調べが甘かった! と自分で自分に舌打ちしつつ、関係各方面からのインフォメーションも足りてないでしょ!?と軽く憤りつつ、この時点ではまだ余裕だったひとりっP。じつは今までに2回、アメリカ渡航時にチェックインカウンターでESTAが切れていることが発覚し、その場でスマホで申請して事なきを得たことがあるのです←バカ(以来ESTAの期限にはむちゃくちゃ気をつけています)。eTAは申請後数分で認証が下りると聞き、慌てず冷静に羽田の片隅でスマホを使って電子申請完了(申請サイトは英語のみ、申請料7カナダドル。申請完了までに15分ほどかかりました)。「申請料をクレジットカードに課金済み」の表示も出たので、再びチェックインカウンターへ。が。「うーーん、認証がまだ下りていませんね。認証メールは届いていますか?」。む!? 認証メール!? そんなん来てません。「支払いは承認されているんですけど」とキャプっておいた承認画面を見せるひとりっP。「ああ、確かにそうですね。少々お待ちください。お調べします」と、ここで驚愕の事実発覚!!
「カナダ側のシステムがダウンしているようです」
え、ええーーーーーっ!???
「そ、それってどうなるんでしょう!?」「チェックイン締め切り時間までに認証が下りない場合、ご搭乗いただけません」
ええええええーーーーーーーーーーーーっ!!!????(白目)
この時点で締め切りまで40分。申請完了から20分はたっています。ゼツボー一歩手前(さらに白目)
【「カナダからのメール」をひたすら待ってはみたが、、、】
一体いつからシステムダウンしているのかは不明ながら、 私が申請するよりいくらか前の段階ですでにダウンしていたらしいと言われ。復旧するのか!??? してくれ〜〜〜!!!と悶々としつつ、羽田の片隅で待つこと40分。
はい。結局、時間までにシステムは復旧せず。「カナダからのメール」は届かなかった、、、!!!チーーーン!ひとりっP、まさかの搭乗拒否決定!! 出発できずーーー!!!(号泣!!)
バンクーバーは、遠くにありにけり、、、!!!(気分は足摺岬)
羽田からバンクーバーまでは約9時間。その間に認証されるのでは?と思ったそこのあなた! そう、私もそう思いました。が、なあんと! eTA認証が下りていない人は、そもそもチェックインができないシステムになっていると言われ、撃沈!!(ちなみにアメリカのESTAもそうです)
「つまりそれって、申請は簡単かもしれないけれど、ビザ同然てことじゃん!! もっとちゃんとインフォメーションされるべきじゃないのーーー!??」
そもそもの自分の不手際は重々承知の上で、言わせていただきます。
このとき以来、いろんな人にこの一件を話していますが、アメリカのESTAはまあまあ知られていても、カナダの電子渡航認証のことを知っている人には未だに一人も会っていません。おそらくここ2年のうちにカナダに行った人しか知らないのでは?? eTAの認知度がなさすぎる。そもそもeTAがないと搭乗もさせてもらえないわけなのだから、関係各方面にはもっと注意喚起していただきたいーーー!
エアラインのサイトから航空券を買ったのに、eTAの案内はナシ(ウエブチェックイン時の「書類不備」表示だけではわかりません!)。ひとりっPみたいなうっかりバカのために、カナダチケット購入者には何かしらのアラートを出していただきたい〜〜!!ガイドブックも、eTAについて書いてある!?とよくよく見てみたら、確かに書いてはありましたが、扱いのテンションが普通で、気づかない人も多そうな。これ持ってないとカナダ便に乗ることもできない、っていう重要感ゼロ。ひとりっPみたいなうっかりバカのために、しょっぱなに赤字で目立つように書いておいていただきたい〜〜!
【ひとりっP、海より深く反省しました!】
自分自身の反省点もいろいろ。そもそも2度目のバンクーバーだったので、ガイドブックを最新版に買い替えはしたものの、ショップやレストラン部分をチェックしただけ。しかも大半は前と同じ店が掲載されているので、パラパラと速読。まさかこんなことになっているとは思わず、諸手続き部分までは目を通さず。カナダが電子渡航認証を導入していたとはまったく盲点でした。どんな国へ行くときも、渡航前に相手国への入国の条件を再確認しなくては、と痛感。また、「書類不備」と出て、カナダの入国審査について検索した際、何よりもまず、在日カナダ大使館のサイトをチェックすべきでした。検索上位に出てきた記事だけを見たのが大失敗。「書類不備」表示=重大な問題をはらんでいるということ、と今後肝に命じます。まあ、まさかのシステムダウン!!!がいちばんですけれど(涙)。それさえなければ、なんだかんだで無事搭乗できたわけで(涙)。
で、搭乗を拒否られたひとりっP、結局どうなったかというと↓
出発は翌日便に振り替えに。3泊5日(実質4日間)で組んでいた日程が、2泊4日(実質3日間)に短縮です。つまり、滞在は中1日で、そこに到着日(ホテルには夕方着)&帰国日(空港には午後2時到着)。アジアの場合は到着日も帰国日もほぼフルフル現地滞在なのにくらべると、飛行時間も長く、その分現地滞在時間も短い、圧倒的に弾丸無茶旅です。じつはずうずうしくも、こうなったら帰国便も1日後に変更してもらえないか(仕事は無理すりゃなんとかなる!)、とカウンターでお願いしてみたのですが、それは不可でした。がく。まあ、行きを振り替えてくれただけありがたいので、贅沢は言いませんが(涙)。
そのまま羽田国際線ターミナル出発階の下、到着階にあるタリーズ(24時間営業です)でしばしガックリひとり反省会してしまいました(涙)。
結局、eTA認証メールが来たのは夜中の1時半過ぎ!! ひとりっPが申請したのは20時ごろなので、少なくとも5時間半ほどはシステムダウンしていたということ。世界中でひとりっPのように搭乗を拒否られて号泣した人、おそらくほかにもいたと思います。悲劇・・・!!
というわけで、この悲劇を繰り返さないためにも、『ひとりっぷ』では、声を、いや、文字を大にして&赤字で言わせていただきます!
カナダ入国には事前の電子渡航認証eTAが必要です!この認証が下りていないとフライトに搭乗できません!システムダウンで認証がすぐには下りない事例も発生しているので、申請は一刻も早く、余裕を持って! むしろチケット買うより先に申請を!
ちなみに認証は5年間有効だそうです。ちなみに×2、ここであえて言わせていただくと、いろいろなウェブサイトやガイドブックには2016年3月からeTAが導入された、と書いてあるのですが、ひとりっPが以前バンクーバーに出かけたのは2016年7月。そのときにはeTA認証は必要ありませんでした。なので申請もしていません。申請していれば、5年以内かつ同じパスポート使用中につき今回問題なく搭乗できたはずなので、間違いありません ←!???移行猶予期間があったのでしょうか??