リュックとバッグどっちがいい? ビジネスバッグの機能性やブランドを紹介
まずはビジネスバッグのメリットについて解説します。
ビジネスバッグは荷物を取り出しやすいというメリットがあります。ビジネスリュックだと背負い込むため、荷物を取り出すときは少し面倒ですが、ビジネスバッグであればすぐに取り出すことができます。
手提げバッグを使う最大のメリットは、ビジネスからフォーマルまで、どのようなシーンでも使えるという点です。リュックの場合は、フォーマルな場所には合わないこともありますが、手提げバッグの場合はあらゆるシーンで使えます。
またシーンだけでなく、年齢を選ばずに使うことができるのも、ビジネスバッグの大きなメリットです。リュックも徐々にビジネスシーンに浸透してはいるものの、いまだに「若者のアイテム」というイメージがあります。40代50代の人のなかには、「なかなかリュックに挑戦しづらい」という人もいるのではないでしょうか。
ビジネスバッグであれば、若い人はもちろん、キャリアを重ねた40代や50代にも無理なくなじみます。
手提げバッグの優れた点として、満員電車などの人混みで邪魔になりにくいということが挙げられます。リュックの場合、背中に背負ったまま乗車してしまうと、近くの人に当たり、迷惑をかける場合があります。そのため、ビジネスマンに限らず、満員電車ではリュックを体の前に持ってくるか、手に提げることがマナーになっています。
手提げのバッグであれば、自分の足元に置いたり、網棚の上に置いたりすることも簡単にできるため、満員電車でもスマートに立ち回ることができます。
また、飲食店に行ったときも、手提げバッグは脇に置いておきやすく、リュックよりもスペースを取りません。特に外回りが多い業種の人にとっては、手提げバッグは相性がいいと言えます。
ビジネスバッグのデメリット
次にビジネスバッグのデメリットについて解説していきます。
リュックに比べて手提げバッグは、基本的に平らなデザインになっており、容量が少なくなっています。そのため、たくさんの荷物を運びたい場合にはあまり適していません。
ノートパソコンや書類などを持ち歩くだけなら手提げバッグで十分ですが、出張などで多くの荷物を持ち運ぶ場合は手提げバッグだと不十分かもしれません。また、通勤時に買い物をした場合なども、手提げバッグだと荷物を中に入れることができずに手元がかさばってしまいます。
またリュックと違い「片手で持つ」というスタイルのため、中身が重すぎると移動時の負担が大きくなってしまいます。
手提げバッグは片手が塞がってしまうこともデメリットのひとつです。
通常のビジネスシーンにおける移動であれば、片手が塞がってしまっても大して問題にはならないでしょう。しかし、例えば雨が降ってきて傘を差さなければいけない場合や、先述のとおり移動中の買い物などで手荷物が増える場合、両手が塞がった状態になり、何かと不便に感じられます。
ビジネスバッグの場合は、「普段使いとの兼用ができない」こともデメリットのひとつと言えるでしょう。
ビジネスバッグは、基本的にはスーツスタイルになじむビジネス専用のデザインのため、カジュアルな私服とは相性がよくありません。ビジネスバッグとプライベート用のバッグは別で用意する必要があります。