04

Mar

ドコモ、「d払い」を強化。請求書払いや販促活用、テーブルオーダー

「メッセージメニュー」は、d払いやdポイントカードを利用した店のメッセージやチラシ、クーポンなどが届く機能。街の店でd払いやdポイントカードを利用すると、その店がメッセージメニューに自動的に登録され、店からのメッセージやチラシ、クーポンなどが届くようになる。メッセージは店ごとにタイムライン形式で表示されるため、簡単に内容を確認できるようになっている。

クーポン機能も新しくなり、d払いアプリやdポイントアプリから簡単に確認できるようになった。加えてクーポンの種類も増やされており、従来の提示型クーポンに加えて、条件に合えば決済時に自動的に適用となる決済連動型クーポン、1回で使用済みとなるもぎり型クーポンが新たに用意される。

ドコモ、「d払い」を強化。請求書払いや販促活用、テーブルオーダー

なお、これらクーポンの利用については、当初は店舗がスマートフォンに表示されるコードを読み取る形でのみの対応になる。利用者が店舗のQRコードを読み取って決済する方式でのクーポン利用については今後対応を進めたいとのことだ。

クーポン表示も新しくなり、使いやすくなっているクーポンはスマートフォンに表示されるバーコードを店側が読み取る形式

そして、メッセージメニューの用意に合わせ、配布するメッセージやクーポンを作成したり、クーポンの活用状況などの分析を行う機能を提供するマーケティングツール「スーパー販促プログラム」の提供も開始する。

メッセージメニュー用のマーケティングツール「スーパー販促プログラム」

スーパー販促プログラムを利用する事業者向けに用意されるWebベースの管理ツール「ダッシュボード」では、顧客に配布するメッセージやクーポンを作成したり、利用状況や年齢、地域などの属性を指定してクーポンの配布先を設定するといったことが可能。サービス開始には間に合わないものの、今後テンプレートを選択するだけで簡単にクーポンなどを作成できるようにしたいという。

この他、過去に配布したクーポンの利用状況なども属性と合わせて確認できるようになっており、効果的な販促活動を支援できるとしている。

利用料は、加盟店の規模によって変わってくるとのことだが、1カ月あたり数万円から数十万円程度を想定しているという。スーパー販促プログラムは12月下旬より提供開始予定。

スーパー販促プログラムのWebベース管理ツール「ダッシュボード」では、顧客に配布するチラシやクーポンが作成できるクーポンやチラシなどの内容を自由に編集可能。また将来は、テンプレートから簡単にクーポンなどの作成が行なえるようにしたいというダッシュボードでは、顧客に配布したクーポンの利用状況なども確認できる