メトロイドヴァニア&ソウルライクなARPG『Souldiers』生と死の狭間にある広大な世界を冒険する【STEAM NEXTフェス】
今回は2022年3月1日午前3時まで開催中のSteam NEXTフェスから、開発元Retro Forge/販売元Dear Villagersより、PC(Steam)/ニンテンドースイッチにて2022年春リリース予定のメトロイドヴァニア系ARPG『Souldiers』のプレイレポをお届けします。関連画像を見る『Souldiers』とは本作は、メトロイドヴァニアとソウルシリーズをミックスしたファンタジーアクションRPGです。16ビット風のグラフィックと手触りのいいアクションが特徴で、選べるヒーローのクラスは、「スカウト」「キャスター」「アーチャー」の3種類。敵を倒してレベルを上げ、スキルツリーを解放していくことで新たな技を習得していきます。難易度は3段階あり、いつでも変更可能です。ワールドに点在するチェックポイントでは、回復とファストトラベルが利用できます。ただし、休憩すると倒した敵は復活します。体験版では最初のボスまでプレイ可能となっており、ボリュームとしては1~2時間程度でクリアできることでしょう。操作はキーボードとゲームパッドに対応しています。なお、執筆時点でセーブ不可能なバグがあり、ゲームプレイ途中にタイトル画面へ戻ると、チェックポイントでセーブしたデータが全て消えてしまいます。クリアを目指す場合は倒されてもギブアップは選択しないよう注意してください。『Souldiers』の実内容に迫る!本作の舞台は、生と死の狭間の世界。戦場へ進軍していると、突然地面が崩れ落ち、深い穴の底に閉じ込められてしまいます。そんな兵士達の前に現れたのは、伝説のヴァルキリー。穴の底で朽ち果てるか、未知の世界へ行くかの選択を迫られ、召喚された先は生と死の狭間の世界「テラガヤ」だった……。デモ版で選べるプレイヤーのクラスはスカウトのみ。仲間と共にワープを抜けると、召喚された先は緑の大地。仲間が向かった先へ進んでいくと、ヴァルキリーの長「Liandris」に出会います。半強制的に、守護者を見つける使命を負わされ、この世界に来た謎を解き明かす冒険が始まります。チュートリアルは、ステージの流れに沿ってジャンプ・防御・攻撃・回避などを行い、最後に強敵が待ち受ける、いわゆるソウルシリーズを意識した流れとなっています。本作をプレイしてすぐに気づくのは、丁寧に描かれたドット絵アニメーションと軽快な操作性です。やはり難易度が高いゲームで、操作性が悪いとそれだけでストレスが溜まりがちですが、本作は軽快に動いてくれます。UIには、スタミナやスキルバーもありますが、基本的な弱、強の攻撃動作や回避行動でスタミナは消費しません。ただし、防御によるシールドの脆弱度を表したり、一部の技でスタミナを消費します。脆弱では、防御をしたまま攻撃を受け続け、スタミナバーがゼロになってしまうと、しばらく防御ができなくなります。また、回避中は無敵状態となり、基本的にどんな敵や攻撃もすり抜けられます。スタミナは消費しませんが、一度行うと短いクールダウンタイムが発生します。チュートリアル最後に登場するのは、巨大なこん棒を持ったオオカミの様な強敵。倒せなくともゲーム進行に関係ないものの、経験値を稼ぐためにも倒しておきたいところ。しかし、こん棒をぶん回し、素早く間合いを詰めてくる巨体に圧倒され、初見では呆気なくダウン……。目が覚めると、本作のヒロインと思われる「Sinka」から呆れた顔で見下ろされ、逃げる様に先の洞窟へ。洞窟内では、難を逃れた兵士達が閉ざされたドアの付近で休憩中、その近くにはドラゴンの像があり、これが本作のセーブポイントとファストトラベルを可能にします。スキルとパズル要素デモ版では、最初から覚えている斬撃波を出すスキル「Spark」の他に、3つスキルが習得可能。ただし、レベルアップ時に得られる「Mastery Relic」ポイントを一定数集めなくてはなりません。また、覚えた技によっては、スタミナまたはスキルバーを消費します。スタミナは徐々に回復しますが、スキルバーはセーブポイントに戻るか特定のアイテムで回復できます。最初にポイントを使用して覚えられるスキル「Counter attack」は、敵の攻撃がヒットする直前に発動させることで、攻撃をブロックし反撃できます。このカウンターアタックを使いこなせれば、ほとんどの攻撃を無効化し戦闘が有利に!ただし、ある程度強い敵は間合いを詰めるのが早いため、タイミングよくブロックするのが思いのほか難しく、返り討ちに遭うこともしばしば……。いや、筆者の反射神経が悪いだけという可能性も。他に2つスキルを覚えられますが、それらは是非ご自身で確認してみてください。というのも、思いのほかレベルが上がらず、必要Relicポイントを得る前にゲームをクリアしてしまったため残念ながら未確認となっています。デモ版で探索できるエリアは、蜘蛛が群棲する洞窟内に限られますが比較的広く、本作の特徴となっているパズル要素も一部体験できます。その1つが地面から噴き出る風を利用したパズル。一定の間隔で地面から噴き出る風を利用し、通常のジャンプでは届かない場所に上がることが可能です。エリアによっては複数の箇所から風が噴き出ており、風を利用しても届かない場所に上らなければ先へ進めない場面も。このパズルでは、その付近を探索すると丸い岩があり、岩を移動させてどちらかの穴を塞ぎます。すると反対側から噴き出る風が勢いを増し、より高いジャンプが可能に。序盤ということもあってか難しいパズルは登場しないため詰まることはないでしょう。また特殊アイテムやオーブを得ないと進めない場面もありました。デモ版ですが、プレイヤーの属性を変化させるオーブも入手可能で、それを使わないと取れないアイテムや隠し部屋もあり、本作の魅力を垣間見ることができます。隠し通路や部屋があることも……。隅々まで探索して貴重なアイテムを入手しよう。さらに、インベントリからアクセスできるメニューには百科事典もあり、出会った登場人物や遭遇した敵の詳しい情報を知ることが可能。また、ステータス異常の説明や、覚えたスキルの発動方法を動画でいつでも確認できたりと、親切な作りになっています。Steam NEXTフェスで体験できるARPG『Souldiers』デモ版のプレイレポをお届けしました。既に様々なメトロイドヴァニアとソウルシリーズを融合させたゲームが出ており、本作もその1つ。コミカルなキャラクターと、温かみのある世界観、そしてハードコアなゲームが苦手なプレイヤーでも楽しめる様に親切な設計になっていると感じました。もちろん、難易度を上げてハードコアなプレイも可能で、難易度相応のアチーブメントが解放されていきます。今回のSteam NEXTフェスも様々なジャンルを体験できるので迷ってしまうと思いますが、気になったら少しでもプレイしてそれぞれの魅力を楽しんでみてはいかがでしょうか。タイトル:Souldiers対応機種:PC(Steam)/ニンテンドースイッチ記事におけるプレイ機種:PC(Steam)発売日: 2022年春リリース予定記事執筆時の著者プレイ時間:1.5時間価格:未定
Game*Spark うなぎ