ワクチン大規模接種センター、17日予約開始。東京・大阪
国が開設する新型コロナウイルスワクチンの「大規模接種センター」が、17日から東京・大阪会場の予約受付を開始する。東京会場は17日午前11時ごろから、大阪会場は午後1時ごろからの予約受付を予定している。
ワクチン接種は地方自治体が中心となり進めているが、人口が多い都市圏における接種率向上を目的に、防衛庁・自衛隊により大規模接種センターを展開する。会場は、東京が「大手町合同庁舎3号館」(東京都千代田区大手町1-3-3)、大阪が「大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)」(大阪府大阪市北区中之島5-3-5)。大規模接種センターの運営期間は5月24日から3カ月。
予約はネットのみで、東京・大阪会場それぞれに専用の予約サイトを用意。また、LINE経由での予約も受け付ける。電話での予約は受け付けない。
東京会場の予約サイト: https://www.vaccine.mrso.jp/ (17日11時ごろから)大阪会場の予約サイト: https://info.vc-osaka.liny.jp/ (17日13時ごろから)
なお、地方自治体でのワクチン接種との重複予約は不可。自衛隊大規模接種センターで予約を希望する場合は、必ず、市区町村での予約を取り消すよう求めている。
予約のフローチャート接種の対象は、65歳以上で地方自治体から送付された接種券を持っている人で、東京会場は、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県に居住、大阪会場は大阪府・京都府・兵庫県に居住が条件となる。また、今回が第1回目のワクチン接種であることも必須条件。
予約開始は居住地域により異なり、東京23区と大阪市が17日から、24日以降23区以外の東京都と大阪市以外の大阪府、31日以降は東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、京都、兵庫の7都道府県の居住者に拡大する。
接種開始は、東京23区と大阪市が24日から、23区以外の東京都と大阪市以外の大阪府が31日から、東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、京都、兵庫の7都道府県が6月7日から。
東京23区居住者の例予約の際には、手元に自治体から配布された「接種券」を用意。予約枠は30分毎となる。また、接種当日には、接種券と本人確認書類、予診票が必要で、マスクを着用し、公共交通機関で会場まで行く(駐車場は用意されていない)。