スマホケース黄ばみの原因と対処法!変色汚れの取り方
毎日使っているので普段は気づきませんが、ふとした拍子にスマホケースを見ますと、黄ばんでいることがあります。スマホケースは毎日スマホを外的な要因から守ってくれています。長年使っていますと、劣化してしまうことは、決して珍しくありません。
汚れや破損は分かりますが、なぜスマホケースは黄ばんでしまうのでしょうか? そこで今回はスマホケースにおける黄ばみの原因や、黄ばみへの対策をご紹介します。スマホケースの黄ばみについて学ぶことで、黄ばみを避けるための基礎知識が身につくでしょう。
大事なスマホケースがいつのまに黄ばんでいるとき
大切なスマホケースが黄ばんでいる。こんな経験をしたことはありませんか? 使用しているうちに汚れてしまったり、破損してしまったりということは想定できますが、ケースが黄ばんでしまっているのは、一体何が原因なのでしょうか?
スマホケースの黄ばみは、ケースごとに原因が異なります。素材によって全く黄ばまないものもあれば、材質的に黄ばみやすい素材のスマホケースもあります。その辺りも併せて紹介します。
スマホケースの黄ばみの原因は?
黄ばみにはさまざまな要因がかさなって現れます。ケースの素材はさまざまあり、素材によって変色の仕方、劣化の仕方は異なります。素材ごとにみてみましょう。
ポリカーボネートの黄ばみの原因
ポリカーボネートとは、一見プラスチックのような素材です。スマホのハードケースはポリカーボネートを使用しています。家電製品をはじめとしたさまざまな身の回りの品々に使用されているポピュラーな素材がポリカーボネートです。
扱いやすく丈夫な素材ではありますが、紫外線に当たると黄ばみが発生してしまうことがあります。多くのスマホのハードケースの黄ばみは、この紫外線による化学変化によるものと考えられます。
TPU素材の黄ばみの原因
プラスチックの一種である「TPU(Thermoplastic Polyurethane)」素材は、スマホのソフトケースとして使われており、シリコンのようなソフトな手触りが特徴です。適度にスマホを保護してくれ、長時間持っていても疲れないことから人気を集めている素材です。
ソフトケースの黄ばみは、ポリカーボネートと同じく紫外線による化学反応と、経年による素材劣化が考えられます。
ウッド素材の黄ばみの原因
温かみのある雰囲気と手触りが特徴のウッド素材のスマホケースも、黄ばんでしまうことがあります。ウッド素材の黄ばみの原因は、汚れやヤニの可能性が高いと考えられます。ウッド素材も紫外線によりダメージを受けますが、黄ばむことはありません。
布素材の黄ばみの原因
布素材の黄ばみは汚れやヤニによるものがほとんどです。こちらも紫外線によりダメージを受けたり日焼けをしたりしますが、ポリカーボネートやシリコン素材ほど黄みを帯びることはありません。
スマホケースの黄ばみの対処法は?
原因が分かったところで、スマホケースによる黄ばみの対処法を素材別にご紹介します。
ポリカーボネート/TPU素材の黄ばみ対処法
ポリカーボネートやTPU素材の黄ばみを取る方法には、二つの方法があります。
水を含ませたメラミンスポンジでこする
酸素系漂白剤を水に溶かしケースをつけて数日間、陽に当てる
経年劣化による黄ばみは対処できませんが、紫外線による黄ばみであればこの方法で落とすことができます。
ウッド素材/布素材の黄ばみの対処法
ウッド素材や布素材の黄ばみの対処方法は以下のとおりです。
中性洗剤を使って洗い流す
酸素系漂白剤にひたす
汚れやヤニによる黄ばみは、この方法で対処できます。しかし、素材によっては洗剤や酸素系漂白剤が使えない場合がありますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
スマホケースを黄ばませないためにできること
スマホケースは一度黄ばんでしまいますと、落とすのになかなか根気のいる作業になります。あらかじめスマホケースを黄ばませないような対策をしておくことを、おすすめします。対策方法として挙げられるのが、次の二つです。
スマホケースを紫外線になるべく当てないようにする
ウッド素材、布素材のスマホケースはタバコのある部屋に置かないようにする
こういった対策をすることで、スマホケースの黄ばみはかなり軽減できるでしょう。また、汚れや黄ばみが目立つまで放置することをせず、月に1回ぐらいで構いませんので、定期的にスマホケースのお手入れをすることも効果的です。
まとめ
スマホケースの黄ばみの原因や対策について説明しました。多くのスマホケースの黄ばみは、紫外線とスマホケース素材の化学変化によるものだと考えられます。一番効果的な方法は、スマホケースを紫外線に当てないようにすることでしょう。どうしても屋外でスマホを使用する機会が多い方は、黄ばみが目立たないタイプのカーボネート素材のハードケースを使用するのも手です。