時代は白! GPUステーとマウスホルダーにマザー台まで白モデルが登場
「ATXオープンフレーム・ホワイトエディション改」
先週、各ショップの新製品コーナーで目立っていたのは長尾製作所の白モデルだ。10~75mmのショート型「VGAサポートステイXS マグネット式」と、ミニ四駆やイヤフォンもかけられる「マウスディスプレイ台」にそれぞれホワイトエディションが加わった。価格は順に1600円弱と3400円弱だ(税込み、以下同様)。【写真】オリオスペックで展示中のマウスディスプレイ台 ホワイトエディション
「ハイエンドグラフィックスカードが白なら当然必要」なステーの白
入荷したショップの反応は概ねポジティブだ。パソコンSHOPアークは「たかが色違いですが、されど色違い。ハイエンドグラフィックスカードにも白モデルが増えています。するとステーだけブラックやシルバーにするのはもったいない。必要なパーツを望む色でそろえたいという、ニーズに応える新製品だと思います」と語る。 デモ機を展示するオリオスペックも「周辺機器まで統一できる色は、ちょっと前までブラックくらいでしたけど、今はホワイトもいけますからね。ピンクまでいくと期間限定品を集めないといけないのでハードルが高いですが、ホワイトなら踏み込める。そこで、サポートパーツもきちんとそろえられるというのはいいですよね」と評価していた。 また、同社とアユートのProjectMがコラボした「ATXオープンフレーム・ホワイトエディション改」も同時に登場している。価格は1万9000円弱だ。2020年3月に登場した前作に比べ、電源ユニット用にゴムスタンドを加え、側面が見えるように改良されている。また、標準のVGAステーもプラスチックから金属に変更している。 「電源も白でまとめて、しっかりアピールできるようになりましたね。何だかんだで需要のあるシリーズなので、改良版も売り行きを期待したいです」(オリオスペック)
WD Black_SN770の2TB/1TB/500GBモデルが店頭に並ぶ
ストレージ関連では、PCIe Gen 4に対応するWestern Digitalの「WD_BLACK SN770 NVMe SSD」シリーズの大容量モデルが投入された。最低容量の250GBモデルは2月中旬から7500円前後で出回っており、他の容量の登場を待つ形となっていた。 今回登場したのは2TBと1TB、500GBモデルで、価格は順に3万7000円強と1万5000円弱、8500円弱となる。 WD_BLACK SN750 SE NVMeの後継シリーズとなるモデルで、1TBモデルベースで連続読み出し速度が毎秒最大3600MB→5150MBと高速化している他、最大速度における電力効率が最大20%向上しているという。 入荷したTSUKUMO eX.は「定番シリーズ(SN750 SE NVMe)の後継ということで、価格感も踏襲していますし、人気も受け継いでくれそうです。やはり売れ筋は1TBや2TBになるので、待っていた人はけっこう多そうです」と話していた。