世界初、手のひらで操作できるタッチパッド搭載パームレスト
独自の特許技術で次世代ゲーミングデバイスを開発しているWRAEKは、クラウドファンディングサイトKickstarterにおいて、世界初となる“手のひらで操作するタッチパッド”を搭載したパームレスト「Tactonic Pad」の出資を募っている。製品を入手するための最小出資額は115ドルで、8月の出荷を予定している。
Tactonic Padは、10g以下の圧力も検知できる超高感度の圧力センサーのタッチパッドで、手のひらの当たっている場所を検出し、ゲームパッドのジョイスティックを操作するのと同じように動ける。これによりマウスを使わずともポインタ操作や移動操作などが行なえるとしている。
FPSやMMOでは、W/A/S/Dの代わりに使い移動することで、本来指が届きにくい位置にあるキーの操作をW/A/S/Dキーに割り当てることが可能。一方MOBAゲームでは、カメラ移動を割り当てることで、マウスのポインタを端までドラッグしなくても視点移動が行なえるため常に移動指示などが出せるとしている。
ゲーム以外でも、動画編集のタイムライン移動やタブの切り替えを即座に行なえるようになる。プロファイルは本体側面のボタンで切り替えでき、デフォルトでは5種類をプリセット。パームレスト+タッチパッドであるため、他のテンキーレスキーボードの手前に置いて使う形となっている。
PCとの接続はUSB Type-C。本体サイズは360×90×14~20mm(幅×奥行き×高さ)、重量は0.65kg。タッチパッド部は135×90mm程度となっており、四隅にRGB LEDライティングを内蔵しており、ソフトウェア上で発光をカスタマイズできる。
Tactonic Padに最適な「Tactonic Keyboard」も出資を募っており、製品を入手するのに必要な出資額は147ドル以上となっている。
ジョイスティックを動かすように、手のひらをタッチパッド上で滑らせる側面にプロファイル切り替えボタンを搭載