女子キャンに、かわいい軽キャブコン「アマホ」 全長3.4mに、車中泊のアイデア満載
ダイレクトカーズ・アマホとは
ハイエースなどをベースとしたキャンピングカーを、多数ラインナップしている三重県の「ダイレクトカーズ」。
同社が初の軽キャブコンとしてリリースしたのが、完全開放型ポップアップルーフを持ち、軽の8ナンバー登録となる「AMAHO(アマホ)」だ。
乗車定員は4名となる。
ベース車はダイハツ・ハイゼットトラックで、荷台部分にシェルを架装しており、小さいながらも誰もがキャンピングカーと聞いて真っ先にイメージするスタイルを有している。
屋根の上のポップアップルーフは、柱がない完全開放型なので、テーブルやチェアを置いて、眺望のいいテラス的な使い方をすることもできる。
なにしろ、写真を見て分かるようにボディサイズがコンパクトなので、都市部・観光地の狭い道でも取り回しに苦労することはない。
それでいてインテリアの使い勝手の良さは、キャブコンならではという点がポイントだ。詳しく見ていこう。
テーブルは、車内にも車外にも
車内に乗り込むと、まず、女性ユーザーを強く意識した、可愛らしい色使いの横座りロングシートが目に入る。
その横にはミニキッチン(900×810mmサイズ)と、大・小のキッチンテーブルが2枚。テーブルはどちらも取外し可能となる。
キッチンカーとしての利用まで考慮されているので、2枚のテーブルは車体の外にも取付けることができるのが面白い。
取外した大きいほうのキッチンテーブル(760×250mmサイズ)を車体の横に、小さいほうのキッチンテーブル(470×250mmサイズ)を車体後部に取付け、車外でコーヒーや軽食などを楽しむこともできるわけだ。
ミニキッチンの横には靴箱が備わり、シャワーはホースを伸ばすことで、車外でも使うことができる。
キッチンテーブルを車内で使い、横座りロングシートと組み合わせればダイネットが出現。その横座りロングシートは、展開することで最大1820×840mmサイズのベッドになる。
ベッドの展開は、2つの台座をロングシートの下から出して、その上にシートの背もたれを載せるだけという手順で済むから使い勝手がいい。
装備、価格について
ポップアップルーフ内にあるルーフベッドのサイズは2000×1200mmだ。メッシュウインドウを備えているため、キャンプ時に快適に過ごすことができる。
ダイレクトカーズでは、既述したように柱のない完全開放型ポップアップルーフをテラスのように使うことも提案しているので、好天時にはメッシュ部を畳んだフルオープンにし、ルーフベッド上にチェアやテーブルを置くことができる。
眺めのいい椅子に座ってバードウォッチングをしたり、読書をしたり、夜空を眺めたりしてもいいだろう。
ルーフベッドの前方には収納エリアがあるので、限られたスペースを有効活用することができる。
気軽にクルマ旅や車中泊の楽しめるアマホの注目度は高く、テレビ番組の「ガイアの夜明け」で紹介されたことが記憶に新しい。
主な装備は、ベッドマット、ミニキッチン、キッチンテーブル、給排水10L、調光式・色切替え可能LEDランプ×2、遮光シェード、リチウムイオンバッテリー×2、2000Wインバーター、無段階式アクリル2重ウインドウ、断熱パネル、フローリング加工、ラブラブカーテン、ベッド家具、ポップアップ収納BOX、網戸×4、コンセント×4、USB電源×4、外部電源、走行充電システム、185Wソーラーパネル×2、靴箱だ。
税込価格は、439万円(2WD/ガソリン)となっている。
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