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2022年新登場のシルバークリーク ミノーダートカスタム53Sで渓流トラウトゲームを楽しみたい!

渓流域でイワナやヤマメ・アマゴといったネイティブトラウトをターゲットにするのに、シンキングミノーは欠かせません。

2022年にダイワから新発売される、シルバークリーク ミノーダートカスタム53Sなら、さまざまなシチュエーションを攻略することができるでしょう。

その特徴や使い方、おすすめのタックルについて、詳しくご紹介します。

シルバークリーク ミノーダートカスタム53Sってどんなルアーなの?

シルバークリーク ミノーダートカスタム53Sとは、2022年にダイワからリリースされる、渓流トラウトゲーム用のシンキングミノーのことです。

全長は53mmなので、既存モデルの48Sより少し大きくなっています。

ウエイトは4.5gもありますから、キャスタビリティの向上や流れのあるポイントで姿勢を安定させやすいでしょう。

渓流域では、ロングキャストよりもアキュラシー精度の高いキャストが重視されます。

比較的短いトレースラインの中で、しっかりとトラウトたちを誘える要素が求められます。

このシルバークリーク ミノーダートカスタム53Sなら、ロッドワークを駆使して左右に飛ぶようなダートアクションを、意図したタイミングで繰り出せるようになっています。

昨今の流行りは、フラットサイドなヘビーシンキングミノーですが、ロッドワークに対して機敏に反応できないものが目立ちます。

薄いから空気室が取れず、浮力が痩せているのが原因でしょう。

フラットサイドとはそういうものだ!という刷り込み概念は、一旦横に置いておいてください。

実際にフィールドで使ってみて、誘いや食わせを発生させやすいのは、浮力の伴なったミノーであることは事実です。

単に水面に浮き上がるための浮力ではなく、姿勢を制御するのに利用できる、ほんのわずかな浮力が効きます。

お尻下がりのバランスではなく、ラインテンションも加味した上での、ほぼ水平姿勢を維持するためのバランスを望むとき、浮力の存在がシンキング設定であったとしても必要なのです。

ウッド製のフラットサイドシンキングミノーには、素材の浮力を活かした絶妙なバランスのものが存在します。

その完成度を、量産の利くプラスチック樹脂で製作できれば、価格は安くなりますし、欲しいカラーを選びやすくなりますし、複数個所有する場合の負担も抑えられるでしょう。

新しくリリースされるシルバークリーク ミノーダートカスタム53Sの魅力は、まさにこの点に集約されていると感じるのです。

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出典:ダイワ

シルバークリーク ミノーダートカスタム53Sのリップの働きに注目!

渓流でトラウトゲームを展開するとき、ミノーはとても役に立ちます。

水深のあるピンポイントへ撃ち込んで、リトリーブしてくるほどに浅い岸辺へと向かうことになります。

ダートアクションを繰り出せるのは、2回から3回が限度というシチュエーションも。

そんなとき、リップの付いたミノーは、正面からの水流を的確にとらえて、自らのアクションに速やかに反映させることができます。

リップの突き出し角度や面積によって、もしくは薄さによって、アクションのキレや幅などが変わるでしょう。

さまざまなアクションを繰り出すために、多くの種類のミノーを試しておくのは重要です。

シルバークリーク ミノーダートカスタム53Sのアクションも、その中のひとつを担えるものかもしれません。

全部で12種類のカラーバリエーションから選択可能!

シルバークリーク ミノーダートカスタム53Sには、合計で12種類ものカラーバリエーションが用意されています。

●チャートヤマメオレンジベリーカラー

●ヤマメカラー

●ピンクヤマメチャートベリーカラー

●アカキンカラー

●TSカラー

●オレンジヤマメカラー

●アマゴカラー

●イワナカラー

●ライムイワナカラー

●夏色ヤマメカラー

●グリキンイワナカラー

●桜ヤマメカラー

膨張色とリアルから組み合わせが、独自の配色具合を作り出しています。

どれを使おうか、悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。

シルバーカラーがベースになっているものなら、捕食スイッチがオンになりやすいかもしれません。

2022年新登場のシルバークリーク ミノーダートカスタム53Sで渓流トラウトゲームを楽しみたい!

シルバークリーク ミノーダートカスタム53Sのデモンストレーション動画はこちら

出典:YouTube

シルバークリーク ミノーダートカスタム53Sを操作するのにおすすめのタックルをピックアップ!

シルバークリーク ミノーダートカスタム53Sをキャスト&リトリーブするのに適した、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。

スピニングロッドなら、短めのブランクスでもしっかり飛距離を出しつつ、正確にピンポイントへルアーを送り込めます。

カバーを擦る確率が高いので、ショックリーダーラインは6lb前後まで太くするほうが安心です。

ダイワ シルバークリーク GP48UL-G

グラス素材の柔軟性を活かした、ショートレングスのスピニングロッドです。

全長は1.42mと短めで、継数は2本です。

仕舞寸法は74cmになるので、渓流域へ持ち込むのに便利でしょう。

自重は68gと軽めで、先径/元径は1.4/8.4mmとかなり細くなっています。

適合するルアーウエイトは、1.5gから7gまでですから、シルバークリーク ミノーダートカスタム53Sを背負ってアプローチすることができます。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら2lbから6lbまで。

PEラインなら、0.6号前後の太さなら、余裕で扱える印象です。

ショックリーダーラインに、6lb前後のモノフィラメントラインを使うようにしましょう。

ブランクスのカーボン素材含有率は、31%です。

実際に手に取ってみると、カーボン素材オンリーのロッドよりも、かなりしなやかに曲がり込む印象です。

キャストの際に垂らしの長さを変えるだけで、アプローチの強弱が出せるのも、このロッドの魅力のひとつでしょう。

ガイドにはラインが絡みにくく、魚が当たってきたら、手元とロッドティップの曲がりで確認できるのがありがたいです。

掛けた魚はバラシにくく、ランディング率が高いのもメリットです。

実売価格は3万円台と、ハイスペックに見合った価格設定になっています。

グリップ周りがシンプルで、握りやすいことが、長時間の釣行を快適なものにしてくれます。

ダイワ(DAIWA) 21 カルディア FC LT2000S

汎用モデルとして人気のあるカルディアシリーズの、2000番モデルです。

ギア比は5.1対1なので、ハンドル1回転させるとラインを67cm巻き取ることができるように作られています。

最大ドラグ力は5.0kgで、自重は175gと軽めの設定です。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら4lbを100m巻けます。

PEラインなら、0.6号を150m巻けます。

ハンドルの長さは50mmで、ボールベアリングを6個搭載しています。

実際に手に取って使ってみると、とてもコンパクトでありながら、カチッとした剛性感が備わっている印象です。

ハンドルやローターの回転はスムーズで、キャストして着水直後からリトリーブを始められる、各部のレスポンスの良さが際立ちます。

実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

シルバークリーク ミノーダートカスタム53Sの気になる発売日はいつ?

シルバークリーク ミノーダートカスタム53Sの気になる発売日は、2022年の2月を予定しています。

メーカー希望販売価格は、1,040円です。

とても安い価格に設定されているので、お気に入りのカラーが定まれば、タックルケースに複数個入れて持ち歩きたいものです。

渓流では、自然環境の維持に努めるようにして、ゴミなどを見つけたら持ち帰るようにしましょう。

ダイワ公式サイト

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