複数ポート搭載で高速&冗長化の2.5GBASE-T LANカード、プラネックスが発売
写真:Impress Watch
プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、2.5GBASE-Tに対応し、4/2ポートを備えるPCIe接続LANカード2製品を発売した。では4ポートの「GPE-2500-4T」を1万7600円、2ポート「GPE-2500-2T」を1万800円で販売している。【この記事に関する別の画像を見る】 GPE-2500-4TはPCI Express 2.1 x4、GPE-2500-2TはPCI Express 2.1 x1接続で、LANコントローラーには1ポートの「GPE-2500-T」と同様、RTL8125の後継となるRealtek RTL8125Bを各ポートに搭載。一般的な10GbE LANカードの1/5以下となる700mW以下の消費電力を実現したという。 PCI ExpressブリッジコントローラーにはPCIe Gen2×2の帯域幅に対応し、低遅延、省電力のASMedia ASM1806を採用している。 LANポートを複数搭載することで、ネットワークのセグメント分けや、WAN/LAN接続によるルーター構築などが可能。また、複数LANを1つにまとめるチーミング(ボンディング)やリンクアグリゲーション(LAG)と呼ばれる技術により、負荷分散によるネットワークの高速化と、片方のネットワーク回線が切断された際に他回線で通信を継続可能な冗長性をあわせ持つ環境を構築できる。 対応OSはWindows 11/10/8.1/8/7、Windows Server 2022/2019/2016/2012 R2/2012、Linux Kernel 5.6。Windowsでは最大16KBytes、Linuxは最大9KBytesのジャンボフレームに対応する。 本体サイズ(幅×奥行×高さ)と重量は、GPE-2500-4Tが111×69×19㎜で78g、GPE-2500-4Tが101×63×18㎜で48g。両製品ともLow Profileブラケットが付属する。
INTERNET Watch,岩崎 宰守