iPad用にタッチパッド付きキーボードを買うの巻
タッチパッドがいきなり便利だった
IC-BK08seを買ったのは、タッチパッドにも強めの興味を持ったから。iPadでマウスを使うとナニカと便利なんスよ。指より正確に対象を選べたり、手や指で表示を遮ることがなかったり、あるいは指で画面に触れることが激減するので画面への指紋付着も激減したり。タッチパッドにも同様の利便があるのでは、と。
IC-BK08seの右側にはタッチパッドが搭載されている。サイズは横55×縦45mm程度で、タッチパッドとしては小さめ。下にはマウスの左右ボタンにあたるボタンもある。使用前は「このタッチパッド、ハズレだったらキーボード右側が余分なスペースってことになって、なんか超モヤモヤしそうだよな?」とか思っていた。「タッチパッドなしにしてよりコンパクトな製品にしてほしかった、とか原稿に書くことになるのだろうか?」とも。
だが使ったらいきなり快適。サイズがやや小さいので、MacBookのタッチパッドのような超絶的使いやすさはないものの、「これならマウス代わりになる」と思えるくらい便利なのであった。
IC-BK08seとiPad Proを組み合わせて使っている様子。タッチパッドを使うと、iPad Proの画面に触れる必要が大幅に減る。タッチパッドは小さめだが、ポインターの追従性はなかなか良好。iPadの操作全てがタッチパッドで行えるわけではなく、必要に応じて手でタッチしての操作をすることになる。だがやはり、「iPadのかなりの操作をタッチパッド(やマウス)でできて便利だなぁ」と思うのであった。前述のとおり、タッチパッド(やマウス)を使うと、手が画面表示を遮らず、より正確な操作ができることが多く、画面が指紋で汚れることが減る。
それと、手に持っていない状態のiPadを指で操作すると、けっこう不安定。やや強くタップしたりすると向こうに倒れそうになったり。タッチパッドを使うとそういう不安定さはないので、このキーボードを使うと「まずはタッチパッドでiPad操作」という気分になる。というわけで、IC-BK08seを使い始めてから、このタッチパッドをスゲく多用しているのであった。便利。好都合。ナイス。
ところで、このキーボードには「fn」キーと同時押しの特殊なキーボード機能がある。下の画像は、特殊な機能を持つキーと、その主な機能だ。
丸で囲んだ「fn」キーと同時押しで特殊な機能を発揮するキーがけっこう多い。その主な機能。使うと便利なこれらのキー。そして、使うときには必ず押下する必要がある「fn」キーなのだが、その位置が俺的に非常にイイ感じなのであった。↓ココである。
IC-BK08seの「fn」キーはタッチパッドの左上にある。最初は「ヘンな位置にfnキーがあるなー」と思った。のだが、IC-BK08seを使い始めると「このfnキー位置すご~くイイ♪」と思うようになった。
理由は、IC-BK08seを使うとたいていタッチパッドを使いたくなるので、右手人差し指はだいたいタッチパッド付近にある。便利な特殊キーを使いたいと思うと、たいていいつも「右手人差し指がfnキー近くにある」という状態。非常にスムーズに各特殊機能を使えるのであった。
なお、特殊機能のひとつにスクリーンショット取得もある。「fn」キーの近くにそのキーがあるので、右手だけでスクリーンショット取得が可能。左手やApple Pencilで画面操作をしつつ、「この瞬間」という場面をスクリーンショットできるので、仕事上かなり便利でもある。
さておき、IC-BK08seのタッチパッドは思った以上にツカエるという印象。このキーボードがあればBluetoothマウスを接続する必要はあまりないかもしれない。
ただ、な~んか、説明書にあるとおりには機能してくれないことがある。説明書ではタッチパッドの機能は以下のようになっている。
OSごとのタッチパッド機能。iOS/macOSでは、複数の機能が“N/A”(利用できない)となっている。のだが、二本指によるスクロールやズームイン/ズームアウト(ピンチイン/ピンチアウト)は、けっこう多くのアプリで使えたりする。アプリによって使えたり使えなかったりするので、そのあたりは試してみるしかないですな。