“高速リリースサイクル”で進化を加速させる「EmEditor Professional」v14
は、高速・軽量が売りの国産テキストエディターだ。誕生からすでに14回のメジャーバージョンアップを重ねており、さまざまなプログラミング言語に対応したシンタックスハイライト機能や、“ActiveScript”対応のスクリプト言語で記述できるマクロ機能、高機能な内蔵のテキスト比較機能、10GB単位のファイルも軽々と扱える“巨大ファイル コントローラー”といった多彩な機能を誇る。プラグインによる機能の拡張も可能で、有志によるプラグインの開発・公開も行われている。
しかし、「EmEditor」の魅力は多機能性だけにあるのではない。
「EmEditor」はv14から“高速リリースサイクル”の採用を謳い、メジャーバージョンアップ、マイナーバージョンアップにこだわらず、積極的に新機能を投入する姿勢を明らかにしている。実際、昨年10月のメジャーバージョンのリリースから、すでに比較的大規模なアップデートが2回も行われており、今月には3回目のアップデートがベータ版としてお披露目されている。15年以上もの歴史をもつエディターとは思えない、アグレッシブなアップデートだ。
本稿ではこれまでにリリースされた「EmEditor」の機能をv14の新機能を中心におさらいしつつ、進化をやめない老舗エディター「EmEditor」の魅力の一端をご紹介したいと思う。以前の特集記事も併せて参考にしていただければ幸いだ。