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Feb

【Excel】マウス操作だけでここまでできる!エクセルで仕事が捗る効果的なマウスのドラッグ操作テク

マウスのドラッグ操作で効率よくエクセルを操れる!

Excelの参考書などを読むと、「作業を効率化するためにショートカットキーを使いましょう」と書かれていることがありますよね。ショートカットキーを使いこなせるようになれば、キーボードからマウスへと手を移動させる時間を省けるので、作業をスムーズに進めることができます。

したがって、「ショートカットカットキー=効率的」というイメージは強いと思いますが、実は、マウスのドラッグ操作でも効率よく作業できるケースがあるって知っていましたか?

次の「エクセル講座 コース案内」の表を使って、簡単な例を1つ挙げましょう。セルC4をクリックして選択し(①)、マウスをセルの上部に近づけてマウスポインターの形が変わったら(②)、セルC9までドラッグします(③)。

すると、先ほどセルC4に入力されていた「条件付き書式の基礎」がセルC9に移動しましたね(④)。

この例では、セルを切り取って貼り付けましたが(これだと元のセルにデータが残りません)、セルをコピーして貼り付けたり(これだと元のセルにデータが残ります)、コピーしたセルを挿入したりすることもできます。このような操作は、使い方によってはとても便利です。さっそく、ほかの例も見てみましょう。

先ほどと同じ「エクセル講座 コース案内」の表を使って、セルD4に入力された「山田」という文字列をコピーしてセルD6に貼り付けてみましょう。

セルD4をクリックして選択し(①)、マウスをセルの上部に近づけるとマウスポインターの形が変わります(②)。

そして、[Ctrl]キーを押しながらセルD6までドラッグします(③)。

すると、セルD4の内容がセルD6にコピーされました(④)。

【Excel】マウス操作だけでここまでできる!エクセルで仕事が捗る効果的なマウスのドラッグ操作テク

セルをコピーして貼り付けたい時、[Ctrl]+[C]キーと[Ctrl]+[V]キーを組み合わせて行っている人は多いと思います。このようなショートカットキーでももちろん可能ですが、マウスドラッグを使ったこのやり方も、意外とすばやくコピペできると思いませんか?

次は、セルを切り取って別の場所に移動する方法を解説します。この操作はどのような時に使えるでしょうか。「エクセル講座 コース案内」の例で考えてみると、「講座の第3回で行う予定の『よく使われる関数ベスト5』(①)は第1回で行うことになったので移動し、さらに元々第1回と第2回に予定していた内容を次の回にずらしたい」というようなケースで使えます。この場合、セルC6を切り取ってセルC4に挿入するという操作を行います。

ではやってみましょう。セルC6をクリックして選択し(②)、マウスをセルの上部に近づけるとマウスポインターの形が変わります(③)。

そして今度は、[Shift]キーを押しながらセルC4のあたりまでドラッグしていきます。セルを挿入する位置を示す緑色のバーが表示されるので、このバーがセルC3とセルC4の境目に来るようにマウスをドラッグします(④)。

すると、セルC6に入力されていた「よく使われる関数ベスト5」がセルC4に移動し、元々入力されていた「条件付き書式の基礎」と「条件付き書式の応用」は1つずつ下のセルにずれます(⑤)。

マウスのドラッグ操作で、挿入したい位置にセルを直感的に移動できました。今回のように、表内のセルを入れ替えたい場合は特に便利に使えますね。

最後に、セルをコピーして挿入する操作を解説します。次の表のセルC4には「よく使われる関数ベスト5」(①)と入力されていますが、このセルをコピーしてセルC7とセルC8の間に挿入したいというケースを考えてみます。

セルC4をクリックして選択し(②)、マウスをセルの上部に近づけてマウスポインターの形が変わる(③)のを確認します。

[Ctrl]+[Shift]キーを押しながらセルC7の下部までドラッグしていきます。先ほどと同様に、セルを挿入する位置を示す緑色のバーが表示されるので、このバーがセルC7とセルC8の境目に来るようにマウスをドラッグします(④)。

すると、セルC4に入力されていた「よく使われる関数ベスト5」がコピーされて、セルC8に挿入されました。元々セルC8に入力されていた「グラフ作成の応用」は1つ下のセルにずれます(⑤)。なお、セルC4に入力されていた内容は、セルC4にそのまま残っていますね。

今回は、マウスのドラッグ操作で効率よくエクセルの作業を行うテクニックを解説しました。ここでは1つのセルをコピペしたり挿入したりする例を紹介しましたが、複数のセルに対しても同様にできます。

マウスを使ったほうが直感的でわかりやすいというユーザーは案外多いのではないでしょうか。ぜひ試してみてくださいね!

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