03

Nov

Macはファイルの「移動」ができなくて不便というのはとんだ勘違い|Mac

Windowsユーザーだった女子編集者が、実際にMacを使うなかで出合ったトラブルを解決する本連載。先日、Macの「delete」ではWindowsのようにカーソルの後ろを削除できないと思っていたところ、なんと標準機能で解決できたという話をご紹介しました(関連記事)。

今回も「WindowsではできるのにMacでできない」と思っていたら実は標準でできる、とっておきのネタです。私自身の体験に基づいており、発見したのはつい最近です(笑)。

Finderでファイルやフォルダーを移動したいとき、Windowsでは「Ctrl」+「X」でカットし、「Ctrl」+「V」でペーストします。ところがMacでは、「command」+「X」が効きません。移動したい場合もコピーになってしまうため、コピーしてからコピー元を削除するといったことをしていました。

 Macはファイルの「移動」ができなくて不便というのはとんだ勘違い|Mac

ところが、貼り付ける際に「command」+「option」+「V」でペーストすれば、移動になるんです! ファイルがクリップボードにコピーされた状態で「編集」メニューを開き、「option」を押すと「ここに項目を移動」が表示されていることからもわかります。

この方法で貼り付ければ、この通り! 元のフォルダーからはファイルがなくなっています。

このほかにも元Windowsユーザー目線のMac使いこなし術を毎週水曜に掲載中です。MacBook AirをWindowsマシンとしてのみ使っているなんて方は、せっかく買ったMac OSを使いこなしてみませんか? Macの活用テクニック集はこちらからどうぞ!

12月号はOS X Mavericks特大ガイド
Amazonで購入は表紙をクリック

通常の倍ほど厚いMacPeople12月号(10月29日発売)では、OS X Mavericksで使いこなしたいTIPSが盛りだくさん150ページ超で全300ページ! 並みのムック本よりページ数も多く、持っておいて損はありません。そのほか、新MacBook Pro RetinaやMacBook Airの買い方のキモ、iPad AirやiPad mini Retinaの情報が満載です。

MacPeopleはNewsstandでも配信中1ヵ月の定期購読なら最新号が600円!