SNSで話題のモノづくり会社が作った金属製「巨大斧」の出来栄えが凄い

ゴッドデスギア金属化プロジェクト

匠工芸のSNSにプラスチック製ゴッドデスギアの写真が投稿されているのを見たキャステム代表取締役の戸田は、その洗練されたデザインに感銘を受け、「これ金属にしたら面白いんじゃないか」と思い立ちました。匠工芸へメッセージを送ったところ、担当者が直ぐにゴッドデスギアを持参してキャステムへ来社。モノづくりに対する熱い情熱をもつ両社は直ぐに意気投合し、2020年の年末にTAKUMIARMORY（匠工芸のファンタジー武器造形ブランド）の武器金属化のプロジェクトが始動しました。

匠工芸・キャステム来社時の様子

ゴッドデスギアは、全長2mを超える巨大斧です。強靭な斧刃は約1m。厚さは5.5cm。斧刃の内部に無数のギア(歯車)が施された、匠工芸こだわりのオリジナルデザインとなっています。キャステムではこの巨大斧を金属化するにあたり、ただ複製するだけではなく、よりリアルに、かつ実用的に、そして遊びゴコロを込めて製作に臨みました。巨大斧刃の迫力はそのままに、金属化しても武器として持てるよう軽量化を図り、更に展示イベントなどへと持ち運びし易いよう4部品に分解できるように設計開発しました。また、デザイン上の装飾だけであったギア部分は、柄についたハンドルを回せば、カチカチと金属音と共に可動するように製作を行いました。その為に設計した図面は40枚以上、部品点数は200点を超えます。その一つ一つをキャステム精密鋳造技術にて精巧に製作、正確に組立を行い、全長約2.3m 重量31kgの金属製ゴッドデスギアが完成しました。本気でモノづくりを楽しむキャステムの総力を結集した逸品になりました。

金属製ゴッドデスギア設計図・組図

金属製ゴッドデスギア完成品

ゴッドデスギア（重量31㎏）を持ち上げるキャステム食堂のシェフ

金属製ゴッドデスギアは匠工芸及びキャステムが出店する各種イベント・展示会にて展示予定です。匠工芸のイベントでは、金属製ゴッドデスギアのリフトアップチャレンジなど実施予定です。是非、実際に見て触れて、金属製ならではの重厚感、輝き、響き、そして重量を体験してみて下さい。最新のイベント情報詳細は匠工芸ツイッター（https://twitter.com/takumikougei）よりご確認ください。​

匠工芸 展示イベントの様子

匠工芸とキャステムは、これからも“モノをつくるヒト“のチカラになりたいと願っています。１つ1つのモノづくりを全力で取り組む事で、一時でも楽しく、一つでも明るく、一人でも多くの人を笑顔にする。それが私たちのモットーです。どんな些細な要望でも、お気軽にご相談いただけたら幸いです。

完成した金属製ゴッドデスギアの贈呈式の様子(左：匠工芸 代表取締役 折井匠　右：キャステム 代表取締役 戸田拓夫)

完成した金属製ゴッドデスギアの贈呈式の様子(左：キャステム 大重　右：匠工芸 桃井)

【株式会社匠工芸について】NCルーターを活かしたプラスチック加工、看板やディスプレイケース、舞台美術の大道具小道具の製作などを主な事業としています。どこに注文したらいいかわからないような製作物や、図面に起こせないもどかしさなど、諦めかけた想いをカタチにするお手伝いを得意としています。「日常にファンタジーを」の想いから、2015年よりファンタジー武器造形ブランドTAKUMIARMORYを立ち上げ。ワクワクを世界中に広めるために、イベント出展やリアル武器屋の運営、オンラインショップなどを行っております。その他にも、舞台美術製作や想いをカタチにする１つだけの製作、複雑な造形依頼も承っており、世界にひとつだけの武器もお作りいたします。(https://takumikougei6.co.jp/）

【株式会社キャステムについて】ロストワックス精密鋳造・メタルインジェクション(MIM)の技術を用いて、電車・工作機械・医療機器等あらゆる産業の精密部品の製造販売を主軸としています。その技術を活かし、2017年より個人のお客様を対象とした商品の企画・製造・販売を開始。有名スポーツ選手、アイドルの手型の金属オブジェやモンスターボール虫カゴ等、これまでに無いアニメ・漫画・スポーツ関連グッズを次々と生み出し、今大変注目を受けております。その他、紙ヒコーキ、コマ大戦、モノづくりスペース（京都西院）、パニパニファーム（宮古島）など、常に常識にとらわれないモノづくりへの挑戦を行っています。（https://www.castem.co.jp/）

【本件に関するお問い合わせ先】株式会社キャステム担当：石田TEL：084-955-2221E-mail:koho@castem.co.jp